抵抗器はオームの法則が適用できる
電子部品です。
オームの法則と抵抗器で様々なことが
可能となります。
Vout = R2/(R1+R2)
I= Vin/(R1+R2)
I= I1= I2
直列では、かかる電圧は抵抗値に比例
I= I1+ I2
Vout= V2 = V1 = Vin
R1:R2=I2: I1
並列では、抵抗にかかる電圧は同じ
電流は抵抗比の逆で流れる
チップ抵抗器の場合、抵抗値は以下のようなE数列を用いて3桁または4桁の英数字で表示します。
E数列は等比級数で、1~10の範囲を幾つの数字で表すかで、E12/E24/E96などのシリーズで呼称します。
E12シリーズは等比級数
1210n で “n”を0 から11 まで 代入すると
1.0,1.2,1.5 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・8.2,
のように、等比で12個の値が得られる。
E24シリーズの場合は
⇒E12のそれぞれに値が入り、24個の値となる。
1210n
抵抗値は3桁または4桁の英数字で、抵抗器の表面に
印字があります。
(サイズが小さいと表示無の場合有)
⇒有効数字をE数列に合わせた数字で表します。
抵抗値は3桁または4桁の英数字で表します。
詳細は、以下に記載します。
現在使用されるチップ抵抗器の抵抗値は、mΩ(ミリオーム)から数MΩ(メガオーム)まで有るため、E数列の数字と10のべき乗を用いて、以下のように3桁または4桁表示を行います。但し、サイズの関係や抵抗値の関係で表示無や桁数が異なります
(詳細は、カタログの各シリーズ記載内容を参照ください。E数列はカタログの7ページに掲載しています)。
E6, E12, E24 シリーズは有効桁数 2桁
最後の桁は 10nのnを表す。
n=1 ⇒101= 10
n=2 ⇒102= 100
n=3 ⇒103= 1000
10Ω以下はRで少数点を表す
3桁表示例
102=> 10 x 100 = 1kΩ
331=> 33 x 10 = 330Ω
3R0=> 3.0 Ω
*E96シリーズの3桁表示方法は
カタログ7ページを参照ください。
E6, E12, E24 シリーズは有効桁数 2桁
最後の桁は10nのnを表す。
n=1 ⇒101= 10
n=2 ⇒102= 100
n=3 ⇒103= 1000
10Ω以下はRで少数点を表す
4桁表示例
1002=> 100 x 100 = 10kΩ
4990=> 499 x 1 = 499Ω
3303=> 330 x 1000= 330kΩ
3R00=> 3.0Ω
R220=> 0.22Ω =220mΩ
R005=> 0.005Ω = 5mΩ